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佃弘樹「199X」展 (会期終了)

9/29で終了、
渋谷のNANZUKAで開催していた
佃弘樹の「199X」展に駆け込みで。

佃さんの事は存じ上げませんでしたが
ナンヅカの展示は  予定が合えばとりあえず見とけ状態ですので。


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3Dが世に出始めたころのハイファイな雰囲気を、
手書き (なのかな?ローファイな表現) で描き出す。


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グラフィックや文字がプリントされたアクリル板を重ねたり、
写真を配置したりとデジタルとアナログをオーバーラップ。


なんとな〜く、なんとな〜くですが
ラフ・シモンズやオフホワイトのグラフィックに通ずるものを感じるような…


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宇宙っぽいような、荒廃した都市のような。
タギング風の文字も見られますね。


お前に言われんでも  見りゃわかるわい

でしょうけれど、
コラージュのバランス感覚がバツのグンです。
隙がない。


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パイプとの組み合わせは一昔前の未来のヴィジョンって感じ。

私事ですが、
カットアップ小説を読むときはこんな感じのイメージが頭に浮かんでおります。


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原始の儀式にサイバーな絵の対比がやばい。

儀式がめちゃくちゃグラフィカルに配置されていて、
手前からここを歩き抜けたら新人類になれそう。

コラージュが台形のキャンバスに描かれていることで、非常に奥行きと言うか
“先”
が感じられます。




基本的にはモノクロのフューチャリスティックな作品で
そこに配置する写真や、
木材による対比がコントラストとして強く効果して  ズレを生じている。

キャンバスも台形や円形に裁断されて
宙吊りにしたり、アクリル板でカバーして
普段とは異なる見かけに。


絵や画像以外にも、
これらも違和感を生み出すコラージュなのかな。

自由なデザインに、「デザインをする範囲」は無い。

と覚えておこう。



by tspacemen | 2018-10-03 08:41 | art | Comments(0)
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