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その服はあなたにとってどんな一着ですか

本日もヘヴィでございました。

明日の報告こえ〜


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今日は朝一から上海郊外の工場へ。

2年前にも一度行ったところですが、
その時より30%くらい人が減っていました。


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以前は生地が山積みだった倉庫もご覧の有様。

がらんとしちゃって寂しい…


日本の縫製工場の閉鎖もかなりの問題ですが、
海外でも状況は同じようで。


忙しい、拘束時間が長い、給料が少ない。

だから
人手が足りないため10代の少年が手伝っていたり。
(学校はどうしているのだろう?)


ほんと、
値段の安さばかりを追求していったら業界そのものが縮小していくばかり。


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続いて生地の収集。


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通称“上海マート”は
日暮里の生地屋街が丸ごとひとつのビルの3フロアに入っているような感じ。

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生地、付属からネーム、下げ札まで
様々な会社が見本を並べて軒を連ねています。
見ていて飽きないわ。

お客様各社向けの生地を収集し
次の工場へ。


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1番数を縫ってもらっていた工場も
別の仕事に工員が移って行ってしまったため、
最盛期の1/3程度しか人がいません。

中国は残業代が高く、
しかも残って仕事をすることをとても嫌いますので
(なりより家族と過ごす時間が大事。いいことだと思う)
16:30には定時。


もうすぐここは閉鎖します。




技術をもった工場が無くなったり 工賃が上がったり、
コスト安が求められる現状、各社不安定なところへ仕事を出すしかありません。


そこで問題が起これば、コストが上がれば、
また別を…

と、焼畑を次々作っていく様なもの。




服が売れない時代

なんて言いますけれど
結局気持ちのこもってない、値段以上の魅力のない商品を
消耗品の様に次々並べたことがいけなかったんじゃないかなぁ。
(いいもの作りゃ絶対売れる、なんて青臭いこと言うわけじゃないけど)


今更方向を変えてももう、どうしようもないあたり
自分たちの責任としか言いようがない…

やっぱ安いに越したことないもの。




少なくともイチ服好きのアパレルの人間としては
せめてもっと自分が納得できる商品作りが出来れば、と思うのでした。


by tspacemen | 2016-07-07 23:08 | days | Comments(0)
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