6月の聴き込み

とんと音楽ネタから遠ざかっていますが
毎月そこそこディグっちゃいるのです。


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今月の戦利品。

左上より時計回りに。




Suicide - Attempted : Live at Max's Kansas City 1980

スーサイド超好き。
スタジオアルバムでこそエレクトロニック・パンク然としていますが
ライブでは狂気のオーガズム体験を提供して頂けます。

そろそろオフィシャルでリリースされている作品も揃い切っちゃうので
アラン・ベガ、マーティン・レヴそれぞれのソロ作のほか
ベガ、Sisters Of Mercy、Motorheadなんつう闇の深そうな面々で結成されたThe Sisterhood も探し始めよう。




Freeheat - Don't Worry,Be Happy

Psychocandy 完全再現ライブに行けなかったのが残念でならない The Jesus And Mary Chain の
ボーカル兼、弟兼、志村けんのジム・リードが 今の所のラストアルバム、Manki 発表後に結成し
アルバムを一枚リリースして飽きちゃったバンド。

内容は毒気のないJAMCっちゅうかまぁ、そつない印象。

メンバーはジムと共に元ジザメリのBen Lurieと
元The Gun Club (も集めたい) の Nick Sandersonと Romi Mori。

ジャケットのカタカナが謎。




Spacemen 3 - Big City

最終作、Recurringからのシングルカット。
リミックス収録の12インチも持っていますが、
好きすぎてフォーマットが違えばそれも買うメンタル。

ダンサブルなビートには賛否両論ありますが、僕は結構好き。




Damon & Naomi with Ghost - ST

ライブもすこぶる良かった 彼らの作品も集めなくては…(謎の責任感)
ステージではゴーストからは栗原さんだけがサポートギターとして参加していましたが
このアルバムは全員参加して製作されたもの。

幽玄でソフト、メロウなフォークサウンドは正面から向き合うも良し、
何でもない時のBGMにするも良し。
かなりの良作。

Ghostはすでに解散していますが、
馬頭さんを中心にメンバーの多くが参加する The Silence として活動中。

ライブがあれば行きたい。




Slowdive - Blue Day

…って単独来日無いのかよ!
のスロウダイヴ、1stと2ndの間にリリースされた、
初期シングル+EP集。

と言ってしまえばそれまでですが、
セルフタイトル“Slowdive”、“Morningrise”
など 屈指の名曲が収録されていたりする。

アルバムとしての一貫性には欠けるかもしれませんが、
耽美的シューゲイザー珠玉の一枚。

高かったわ…




Muslimgauze - Lo-Fi India Abuse

まだ上記だけだったら全然理解のしようもありますが、
こいつをぶっこんだ事により 何好きの奴かわからなくなりました。

中東音楽をダブやディスコとノイズでバイパスしたって言うような、
特異過ぎる音楽が特徴のムスリムガーゼ。

Cabaret Voltaire の Eastern Mantra とWestern Mantra を同時再生
(それにより曲が完成するとか)
したら近しいかも?もの凄く癖になる。

ブリン・ジョーンズことムスリムガーゼは早くして亡くなりましたが、
その後もリミックスだの何だの、リリースが途絶える事はなく ディスコグラフィは膨大。
スタジオアルバムだけで113枚…





ざっくりこんな感じ。

紹介したい作品やアーティストが山のようにありますので
パワーのあるときにまた。


by tspacemen | 2016-06-22 09:11 | music | Comments(0)

雑記

by 鈴木 健郎