2015年 09月 26日
ステータスは足に全振り
あれは忘れもしない高校1年の夏。
バーミヤンでのバイト上がりに地元ヤンキーにカツアゲされて むしり取られた
5000円と白×黒エナメルのAir Force 1 Mid…
(替わりにキティーちゃんサンダルをもらった。
栃木では今もテンプレ的なヤンキーが闊歩しているのだろう)
高校の入学祝いの…
それっきり 欧米では糸杉が死の象徴であるように、
エアフォースワンは自分の情けなさと恥ずかしさの象徴として
欲しくはあるけれど、絶対に購入しない一足
ポジションを守り続けてきたのです。
同時にこの事件は
高校よりしばらく続いた アンチナイキの原因の一つであったことは言うまでもない。
(ナイキに罪無し)
(ジオンに兵無し)
しかし干支も一周し
僕も自身のポリシーとかプライドとか
都合に応じていい加減に曲げられるトシになりましたし、
何より抜群のコラボ、デザインでしたので…
ナイキ x アクロニウム
Lunar Force 1
この一足は以前も取り上げていますが、
9/17にようやくリリースとなった一足。
でもって漏れなくプロパー購入が叶わず
某オークションで頑張ってしまいました。
不本意だわ〜。
ストーン・アイランド・シャドウプロジェクト
バートン
Tilak
アークテリクス・ヴェイランス…
と
表舞台から黒子としてまで
数多くの企業でデザインを手がける (出がけてきた) Errolson Hugh (エロルゾン・ヒュー)。
自身のブランドであるACRONYMと Nikeとのコラボレーション。
Nike ACGカテゴリのデザインも手がけている彼ですが
この企画においては外部の人間としての立ち位置からか
大胆なデザインに取り組んでいます。
まず何と言っても特徴的なのは
シューレースの横にスウッシュをくぐるようにして配されたファスナー。YKK!
機能にこだわる大人が選ぶのはYKK!
…えー
これによりスウッシュは一部浮いている状態となっておりますが
カンヌキでしっかりと留められており ステッチ端がほつれてくる事も無いでしょう。
細かいところですが
浮いているスウッシュの裏面はエナメルになっており
ファスナーのスライダーの移動に干渉しないように図られている…とか
ホントよく気が付きますよねー。
エロルゾンさんきっとモテる。
4月、6月にもリリースの噂が流れましたが
結局9月にまでずれ込んだのは このファスナーに原因があったからとかなんとか。
通常通りシューレースを緩めて脱ぎ履きすることももちろん出来ますが
ファスナーの開閉によって それをよりスピーディーに。
タンは平ゴムで繋げてあり グズグズ動くのを防止。
なんか乾ききってない接着剤が内側に残っていましたが…
サイドカウンターに補強があるのもミソ。
しかし絶対にスケートはしません。
ストラップで着用をサポートするとともに
ヒールカウンターはVEC TECHと言う耐衝撃素材でコーティングされています。
ふーん。
ここに一番力が加わるんだ。
だいぶカッチカチなので
横着して踵を潰して履いちゃうなんて事は出来ません。(しないけれど)
ここにはお馴染みのロゴ。
アクロニウムのロゴは
ここに。
どちらもエンボスにとどめてあるってのが良いですね。
ボックスも
潔くて良い!
アッパーはスウェード、
ファスナーテープの一部、タンと履き口はレザーを使用。
3色がローンチされましたが モノトーンが断然良かった。
(て言うか他のカラーはちょっと…)
やっぱり僕は装飾だけではない、
きちんと意味のあるデザインが好きなんだなと再認識。
今年購入したスニーカー11足の中でも
(そんな買ってたのか…!?)
価格、満足度、価格、
かなり高いです。高かったです。ホント。
それで これにていい加減しばらく靴欲がおさまるかって言うと
残念ながらもちろんそんな事はなくてですね、
Sauconyの往年の名作、Grid 8000が
アップデートされて初の復刻。
このカラー超いい!
デザインと相まって 怪しげなストリート感がサイコー!
より兵器じみたキュベレイみたい!
ちゅう事で
まだまだ病気は治りそうにありません。
*追記
サッカニーもいっちゃいました。
by tspacemen
| 2015-09-26 22:55
| wardrobe
|
Comments(0)