2017年 04月 17日
五木田智央 「Holy Cow」展
家を出る30分前には準備を終わらせなさい。
10分前には到着しなさい。
…
いつになったら身に付くんだろ…?
行こう行こうと思っていた
五木田智央の展示、「Holy Cow」
会期最終日の 4/15にギリギリで見に行けました。
危なっ。
海外でも人気が高かったり、
僕自身が Tacoma Fuji Records のTシャツ欲しかったりで
(多数のグラフィックを提供している)
めちゃめちゃ気になっているイラストレーターのひとり。
作風はモノクロームの重厚で肉っぽいリアリティがある立体感に
大胆な白を配したり、
虚空 (個人的にはサイケ的世界と思う) が急に現れたり、
マンガ的要素をくっ付けたり
シュルレアリスム…
と言ったら独特の軽妙さが損なわれてしまうかも知れないけれど
そう言った雰囲気あります。
(以前の作品はシュルレアリスムぽさが強い)
植物っぽい 何か
と
家族写真ぽい やつ
超ありきたり風と見せかけて、全く訳がわからない面白さ。
モンロー みたいな人
の顔には亜空間。
うっかり、ぽっかり感がすごくスキ。
なんと言うか、
空間の生み出し方がすごいんですよね。
もうほんと、喋るなって感じの感想ですけど。
長州みたいな虚無を抱えた人
同じくレスラーっぽいバスキア的顔面の人
に挟まれたアメリカの良心的なおばさん。
シュール…
どれもモノクロのグラデーションが美しい。
と
良いわあ良いわあしていたら
会場にご本人登場。
最終日はサイン会が開かれるとの事で…
しっかり図録を購入し サインを頂いた上
図々しくも写真を撮らせていただきました。
あまりの事に 僕の視線が虚無を向いています。
図々しさついでに握手もしていただけばよかったなー
とっても気さくで 気持ちの良い方でした。
こんなかっこいいおやじになりたい。
作品を見られた事と ご本人に会えた事で非現実感でふわふわした1日でした。
あながちキワキワまでならないと行動しないのも悪くない…
とかサインを見つめながら思ったりしておる夜なのでした。
by tspacemen
| 2017-04-17 23:25
| art
|
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