今いる環境に安寧を見出す事の手軽さ

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今晩は自分でブランドをやっている友達が
16AWの撮影のために靴を借りに。

飽きもせずスニーカーをせっせせっせと購入し、
週末ともなるとしこしこ手入れをしていたのも
まんざら他人の役に立たないでも無かったんだな〜と思うとちょこっと報われたような。
(懐と寂しい土日とが)


ピックアップしてもらった5足がどのようにスタイリングされるのか、ひじょーに楽しみです。


いい写真が撮れるといいな。




ルックが上がってきたらその機会に紹介させて下さい。




***




今日話していた内容や
先週末 久しぶりの友達に会った際にも思った事なのですが。




会社員をやる利点って 責任を個人で引き受けることの (ある程度の) 回避と
ほどほどの安定を得られることもひとつ、あると思うのです。

上げた利益をまるまる手にする事と引き換えに。


極端な話ですよ、もちろん。




けれども例えば それら両方が得られず、
相応のリターンも無ければ
そこにいる理由ってなんでしょうか。

30になる歳にもなって、青臭い目標や理想がありながら。


話せば話すほど、悩めば悩むほど、
問いに対する応えは自明の事のように思えてくる。
(そう 欲しい回答に到達するよう思考を誘導している、と言えなくもないけれど)




仕事があるだけありがたいのは確かです。

そして僕は一度環境に慣れてしまうと
「そうである事が当たり前」
と捉えてしまいやすい人間でもある。


けれど、ほら
お金だけが欲しいんなら アパレルじゃなくったって他にも選択肢はある訳で。

今の所、僕はまだ若いと言えなくもないし
自分以外に責任を持たなくてはいけないような相手もいない訳で。
(悲しい事に!)




残念ながら、自らに過信できるようなところは毛頭ないですし
個人で闘っている彼ら彼女らにしたって
いつでもハッピー!とは行かず 常に疑問や葛藤をかかえているけれど
ドタバタとめちゃくちゃに楽器を演奏して吠えて、しかし確かにその瞬間
世界の価値観を変えたかに見えた人達だって いたかも知れない。


マイナスの側面ばかりを見て
尻に根を生やしているようじゃ しようがないんだよね、実際。




いまひとつ、
自分はベストを尽くしていないように思えてならない。


by tspacemen | 2016-02-02 01:05 | days | Comments(0)

雑記

by 鈴木 健郎