Northside再結成

マッドチェスター真っ盛りに
悪名高き ハッピー・マンデーズの弟分としてデビューした




あの!






マンデーズの極悪非道ぶりも、
ローゼスの卓越したテクニックも、
プライマルズのジャンキーへべれけな雰囲気も、
ニューオーダーの伝説も、
インスパイラルカーペッツの仕事に真摯な姿勢も、
スープドラゴンのあざとい渡世術も、
ファームの伊達に下積みが長かったわけじゃないぜ的センスも
どれも持ち合わせなかった




あの!






なんかインディーダンス流行ってるらしいぜえー と
"LSD" なんつーバカ丸出しの歌詞を乗っけて
マンチェしちゃってた




あの!






「デビューがピーク」
でお馴染みの




あの!






ザ・ノースサイドが帰って来ます。



えーとですね。


ここまで読まれた方には信じられないかも知れませんが


なんと、


僕このバンド好きなんす。





ぶりんぶりんにグルーヴが効いているわけで無く
ライトめな横揺れを誘うリズムが心地良く、
マンチェとネオアコの
中間に位置している様なキラキラ&爽やかなギターも印象的。
ボーカルだけは
ショーン・ライダーやイアン・ブラウンに匹敵する気がします。

褒めてはいません、決して。




ぶっちゃけ
当時スマッシュヒットをかまして
今でも流されるような曲の一つもないし
周りのバンドに影響を与えたような事も無いし
何で再結成なのか 甚だ疑問ですが…
再会したら盛り上がっちゃったんかな…


僕は18くらいの頃
一人サード・サマー・オブ・ラブ状態でしたので
このバンド良く聞いとりました。


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持っているアルバム
「Chicken Rhythms」は
ファクトリー版
(そう!彼らFactry recordsのバンドなのです!
品番はFACT310)
では無く、LTMより後に発売された
リマスター+ボーナストラックを追加した版。

やー懐かしい。


ブルー・マンデイの躁状態の混乱や
アイ・アム・ア・レザレクションの嵐のようなジャム
ハレルヤのレーザービームとMDMAの夢もそこには無いけれど
笑いの耐えないセッションの様子が目に浮かぶ
ご機嫌なナンバーがたくさんのいいアルバムです。

日本公演、期待していますよー。

Northside / Take 5


Northside / Year Man

by tspacemen | 2013-11-11 23:29 | music | Comments(0)

雑記

by 鈴木 健郎