明日は必ず来る

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今月に入ってから一度として23時より早く帰れていません。

仕事を引き受け過ぎている感ありありですが、
頼み事は試し事と言いますし
これを回せるようになればスポーンと一皮剥ける、
と思って頑張っております…

そんな、疲労困憊の夜には。


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ドット・アリソン。

90年代初期のアシッドハウス旋風の中に降り立った一羽の白い鳩、
ウェザーオールのプロデュースによるOne Dove。
そのヴォーカリストがDorothy AllisonことDot Allison。
すっごく綺麗な方です。

写真は個人的には傑作の1stソロ、Afterglow。


伸びやかで 甘くドライ、どこか儚げな歌声を持つ彼女は
英国老舗テクノレーベル、ロンドンのワープと双璧を成す
グラスゴーのソーマの総帥Slamや、
ロック、ダブ、ダンスミュージックを縦横無尽に行き来するDeath In Vegas、
ウェザーオールと共にTwo Lone Swordsmenとして活躍したKeith TenniswoodことRadioactiveman、
トリップホップの重鎮、ブリストルのMassive Attackなどなど
名だたるアーティストの作品に参加。

インディー・ロックに愛された歌姫がホープ・サンドヴァルならば
ダンスフロアに愛されたのは間違いなく彼女でしょう。


アフターグロウにはストーンローゼスのマニ、
MBVのケヴィンなどが参加。

霧に投影された、決して掴む事の出来ない映像のように
白昼夢の音の世界が展開されます。


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現在までに4枚のソロアルバムを発表していて、
3rdアルバム発表時には来日公演もありました。
渋谷のO-NESTなんつー地方の小箱みたいな会場でしたが
かえってパーソナルな雰囲気のライブとなり、印象に残っています。


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(余談ですが、
その時持ち込んだアルバムにサインを頂き、握手もしてもらいました。
はっきり言って惚れた。
上部のサインで名前が分かっちゃうので写真は半切れで…)


オルタナティブ、ダンス、アコースティックと
アルバム毎にサウンドは様変わりしながらも、
そのどれもが愛しく思えてならない。

1stより、Tomorrow never comes


2nd、SubstanceよりLover


3rd、Exaltation Of LarksよりThief Of Me


4thアルバム、Room 7 1/2よりPaved With A Little Pain

by tspacemen | 2013-08-28 23:47 | music | Comments(0)

雑記

by 鈴木 健郎