ex spacemen3

新宿のディスクユニオンにて。
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左より、
dakota suite / signal hill
fuxa / accretion
slipstream / be groovy or leave


dakota suiteは元spectrumの
richard formbyが参加するスロウコア・サッドコアバンド。
内省的な静けさをたたえた曲が多いですが、
暗い気持ちをつづったと言うより
モノクロの無音映画の柔らかい光のような
味わい深いメロディーが秀逸。

fuxaはspectrum、experimental audio researchにみられる
実験音響を軸にしたエクスペリメンタル・ポップ・サイケバンド。
今はほぼrandall niemanの
ソロプロジェクトと化していますが、
彼もまたsonic boomと共にspectrumとしての活動経験があります。
(richard formbyと同時期の活動は無かったような?)
電子音の海に漂えますよ。

slipstreamはspacemen3、spiritualizedと渡り歩いた
mark refoyとJohn Mattockが結成。
セカンドサマーオブラブ的なグル―ヴィなギターロック。
スペーシーな感覚も加味されてはいますが、
一過性であったマンチェ風サウンドは今の耳で聞くとちょっと古臭いかも。
(neworder、stone roses、happy mondays等々…が好きな僕にはフィットしますが)
ここら辺の界隈の人達にしてみては上向きな曲の多いバンド。


spacemen 3一派の人達は他にもいますが、
面白いことに脱退し、自身のプロジェクトを立ち上げても
かなりの割合でspacemen 3の一側面を
持ち合わせている。
本家の音源をほぼ集め切ってしまっても
まだまだ楽しませてくれます。
by tspacemen | 2012-09-17 20:35 | music | Comments(0)

雑記

by 鈴木 健郎